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杉本 純
伝熱研究, 34(133), p.52 - 59, 1995/04
軽水炉のシビアアクシデント時の伝熱流動は、炉心の大幅な損傷や溶融が伴うことから、溶融炉心と冷却材(気液二相)の相互作用、溶融炉心とコンクリートの反応、水蒸気ないし水素雰囲気中でのFPエアロゾルの挙動や水素の一次系や格納容器内での挙動など、一般に多成分・多相流が関与するとともに、現象として極めて複雑・多様であることに大きな特徴がある。本稿では、アクシデントマネジメントも含めた軽水炉のシビアアクシデント時の主な伝熱流動現象について、原研の成果を中心に研究の現状と今後の課題をまとめた。
村尾 良夫
伝熱研究, 26(101), p.101 - 119, 1987/00
軽水炉安全解析においては、初期に既存の知識と保守的な仮定を組合せた解析手法から、徐々に実験的な裏付けのある解析手法が用いられるようになってきた。このため、多くの実験、複雑な伝熱数値シミュレーション手法の開発が行われてきた。その結果、軽水炉の安全性に関する高精度の伝熱数値シミュレーションの実現も期待されるようになってきた。本稿では、その間の経過と再冠水現象の最適予測モデルの開発の実際ならびに最適予測コードの本命の1つであるTRAC-PF1の問題点について述べ、最後に、今後の課題を述べている。
佐藤 和二郎; 二ノ方 壽
伝熱研究, 34(133), ,
動燃におけるサーマルストライピング、自然循環除熱、自由液面挙動などに関する研究成果を中心に、高速炉の熱流動研究の現状を報告するとともに、受動的安全方策の特性評価や計算科学的手法の活用など、今後の研究課題と展望を示した。